こんにちは、朝日夢工房の朝日です。
最近の挨拶で最初のフレーズは「インフル、コロナ陽性」にまつわる会話が多くなってきました。
交流も活発になってきたので仕方ありませんが、気の毒です。
能登で避難生活されている方々は風邪だのなんだのと言っている余裕はないでしょうから、避難先で蔓延しないことを祈るばかりです。
また気温も低くなく、過ごし易い、これも決まり文句でしょうか。
とはいえ、油断せずに準備を怠らず備えていきましょう。
さて、2022年1月にお引渡ししたZEH住宅のエネルギ―消費量報告をお施主様に登録いただきましたのでご紹介させて頂きます。
本物件、私が設計と省エネ計算をしたのですが、計算で導かれた数字の意味がしっかり理解できていないという、自分的には消化不良な作業でした。(いまだに)
ともあれ、当社のオアシス仕様の住宅はBELS評価で★★★★★(5スター)最高水準のBEI≦0.80という驚異の?数値を叩き出しています(この辺りも理解不足気味)。
外皮性能はUA値=0.57、この性能の建物にソーラー6.65kw、蓄電池7.04kwを搭載。
このUA値は断熱やサッシの性能を上げれば下がりますが関東圏内であれば十分なスペックであると思いますし、これ以上追い求めるのはコストが嵩み無駄な出費が増えるだけです。
さてさて、そんな住宅の年間の電気量一覧です。
使用しているエネルギーの内訳は、暖房は電気のみ、冷房は電気のみ、給湯は電気のみ、調理コンロは電気のみという条件。
ご家族はご夫婦お二人です。
年間の発電量が9191kw、売電量が5357kw、購入量が2740kwです。
9191kw(発電)―5357kw(売電)=3834kw―2740kw(購入)=1094kwが蓄電池に充電された電力とみて良いでしょう。
つまり、5357kw(売電)―2740kw(購入)=2617kw(実質利益)ということです。
発電量の58%を余剰電力として売電できました。
単純計算にはなりますが当時契約時売電価格が¥21-で、現在の電力購入価格が¥31-ですから、5357kw×¥21=¥112,497- 、2740kw(購入)×¥31=¥84,940、差引¥27,557-のプラスという結果。
昨今の電力代高騰の中で家計に貢献する結果となりました。
当然、自家消費分や蓄電池充電への貢献もありますので実質はより沢山稼いでくれているということ。
また、ソーラー発電量も想定を上回る結果でした。
当初の想定では予想年間発電量は7,354kwでした。
それが実際は9191kw、差引でプラス1,834kw、約25%も多く発電してくれています。
夏の暑さは嫌ですが、ソーラー発電においては太陽さまさまです。
イニシャルとの費用対効果の検討もありますが、毎月の出費を抑えられること、非常時の自家発電、停電時の電源供給を鑑みるとソーラー+蓄電池はアリでしょうね。
成績結果は 優秀 !
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