こんにちは、朝日夢工房の朝日です。
ようやく?うだる暑さも落ち着いてきましたかね。
気温が体温超えてくるんですものそりゃ堪えますわ。
もはや異常気象とは言ってられなくなってきました。
住まいでも断熱性能を上げていかないと快適な生活が送れません。
この「性能」がこれまでは指標もなくイマイチ分かりにくく「当社の住宅は断熱性能が高く、省エネです」と言われても他の建物と比較するのが難しかったです。
それで始まったのかどうか分かりませんが「建築物省エネルギー性能表示制度」いわゆるBELSという認証制度。
ZEH基準もこれで判定されます。
ご存知の通り、ZEHは省エネルギー設備の導入や外皮(屋根、外壁など)の高断熱仕様により生活で消費するエネルギーよりも生み出すエネルギーが上回る住宅ですので暮らし始めたら電気代も抑えられますし、なにより快適な生活が送れます。
ただ、評価されるまでが面倒くさい!
建物の屋根、外壁、基礎、開口部などの大きさと仕様、材料の熱伝導率と厚み、使う設備の性能数値を計算式に乗せると外皮平均熱貫流率 UA(W/㎡K)が導き出され、省エネ基準に適合するのか判定できます。
数値(性能)を高めるには熱伝導率の低い材料をいかに使うかにかかってきますが、開口面積を減らすなど間取りも関わっており一筋縄ではいかない作業・・・
これら一つ一つを丁寧に計算しても一つ間違えるだけで計算を最初からやり直すという終わりのないトンネルの中にいるような気持ちで向き合います。
ZEH仕様にするにはさらに数値を詰めていかねばならず、自ずとコストも高まっていきますが、当社の仕様は数値をみても性能が高いことが分かってきました。
ここのところ、補助金をもらうためにBELS評価に申請を上げていますがほぼZEH基準で認定をいただいております。(中には開口部が大きいなど基準に届かない物件もありました)
現在着工中のW様邸も先日評価認定が下りホッとしたところ。
ちなみに外皮平均熱貫流率 UA(W/㎡K)は 0.56です。
もっと性能を上げようと思えば上げられますがこの辺りの地域であればそれはオーバースペックだと思います。
そのW様邸は外断熱が施工完了。
室内は断熱の下準備を終えたところ。
週明けから室内断熱のセルロースファイバーを吹き込みます。
これ以外の断熱材も熱伝導率が同等な物もありますがセルロースをオススメする理由は結露に強い、虫に強い、防音が出来るに尽きます。
防音が高い建物ははっきり言って過ごし易いです。
建物のコストを抑えようとしたら色々手立てはありますが、根本的な部分まで疎かにすると住み心地までスポイルされてしまいます。
ご予算に合わせたお家づくりを提案いたしますのでどうそお気軽にご相談ください。
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