こんにちは、朝日夢工房朝日です。
んー、寒いような暖かいような微妙な気候ですね。
冬の代名詞ともいえる「炬燵」「ストーブ」。
我が家は今夜炬燵を支度する模様であります。
築17年の重量鉄骨造造りなのですがとても「寒い!」んです。当然夏は「暑い・・・」
なぜか。
ペラペラの屋根と壁でつくられた箱だから。
家の中に飛びこんでも外とほぼ変わらない室温。
暖房を入れている間は快適、切れば途端に冷えていく室内。(当然夏は冷房を切れば上昇する室温)
これまではその作りがセオリーでした。
家の中に居るにも関わらず四季折々人がその環境に合わせる努力をしました。夏はエアコンをガンガン回して、冬は電気カーペットに炬燵のW装備。居間からトイレに向かうときには足元はスリッパ、上着を一枚羽織って出なければ寒くて堪りません。
そんな生活を当たり前のように送っていた建築士が当たり前のように設計していた構造に疑問を持ち始めたのが8年前になります。
日本はペラペラの住宅ばかりじゃないか。
屋根、壁を構成する材種と特性。複合した時の現象。空気の流れを考える。
ありとあらゆる構成をひっくり返して設計をし直しました。
結果出回らない資材だから高くつき、存在しないものは木材を引き割り部品を作る設計です。
手間もかかるのでコストも工期もかかる内容になりました。
こんな作りをして果たして効果が出るのか・・・
手間暇かけて無駄になったらどうしよう・・・
果たしてお施主さんは納得してくれるのか・・・
そんな折巡り合ったお施主さんにコンセプトを伝えると快諾してくれ、初の一号邸が完成。
冬も素足で平気で夏いくら暑くてもエアコン一台静かに回せば十分。
湿気もなければ結露もカビもない。
外の音も気にならない。
お施主さんは今でも感謝の言葉を言ってくれます。
こちらこそ建てさせてもらって勉強になりました。
これが住宅であるべき本来の姿です。
このコンセプトを軸にシリーズを構成しています。
現在は大幅なコストダウンが実現でき従来の在来とほとんど変わらない価格で提供出来るまでになりました。
さて。
定期検査です。
お引渡し物件は半年、一年、三年、五年と定期検査をします。
「富士市S様邸」の一年点検。
S様邸はとくに不具合もなく快適に住まわれている模様。
OB様は真冬であろうが真夏であろうがこれまでと比べものにならない程快適だよと言います。
先日ラジオか何かで家の中でしもやけになるお方もいると聞きました。家の中くらいせいせいとのんびり暮らしましょうよ。
もう一軒は私自身の定期点検です。
5年ぶりに人間ドックで診てもらいました。これで3度目になります。
血液、便、視力、聴力、胃カメラ、直腸、心肺、レントゲンと一日かけて病院内をぐるぐる廻りました。
一番嫌なのが胃カメラ。
前回の記憶が鮮明で・・・
先生に告げると年齢を重ねた分、反射神経も弱まっているから前回より楽だよと言われましたが本当に幾分楽に感じました。
一通り検査を終え院長先生から診断。
唯一問題はアレルギーでの鼻炎くらいだね。
(お酒も毎晩ですが内臓も脂肪も問題なし。)
ほっとしますね。
身体も設計のスタンスを変えるのと同時に、健康に留意するようになったお陰か今回の成績がベストでした。
しかし身内には病気を抱えた人もいるのでこれからも気をつけていこうと思います。
家も身体もすこし見方を変えるだけでこんなにも変化が現れるんだなと、改めて感じた今日この頃でした。
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