こんにちは、朝日夢工房の朝日です。
まだまだどんより空に覆われている今日この頃・・・
アレルギー?陽気?のせいか鼻は出るし熱っぽい。おまけに咳も。
それ以外全く元気なので風邪ではないと思うのですが。
さて。
先日、最新デザインキッチンを見てきました。
いつもは静岡市内のショールームを巡るのですが今回は家具も見てみたいということで一路東京へ。
場所は南青山です。
東名からのアクセスは良く渋谷で降りてすぐで、渋滞知らず。
私はいつもこの辺りに駐車をして歩いて散策しています。
まだ時間も早かったので先ずは岡本太郎記念館へ。
「芸術は爆発だ!」の故岡本太郎氏。
爆発しまくっていました・・・
太陽の塔から始まり、様々な芸術品が所狭しと展示されています。
ここはアトリエと住居で没後記念館として開放されています。
建物も一風変わった造り。
ここがアトリエです。
整頓されたキャンバスや道具、書籍類などみると名言の「爆発だ!」とは裏腹に、緻密な製作ぶりをうかがい知る事ができます。
吹き抜けとなっており二階からアトリエを見下ろせる設計となっています。
資料を読んだりしながら製作中の作品を遠くから俯瞰していたりしたんでしょうね。
庭にも多数の作品が鎮座しています。
この閑静な宅地で静かに作品作りに没頭していたんだなと回想してしまいました。
本当見れば見るほど才能の高さに驚きです。
たまにはこういう芸術作品を眺めるのもいいものです♪
小一時間もいたでしょうか、時間も昼に近くなり、各ショップが開店し始めてきました。
表参道周辺は最新ファッションで世界的に有名なエリアなのは周知の通りですが、隣接する南青山周辺もデザインにまつわるショップが軒を連ねているんです。
しょっぱなは家具店に入店。撮影禁止も多いので見学のみ。
さすがに価格はニ○リ、イ○アさんとは程遠いものもありますが、デザイン、感触含めて流石一流品。
チェアー、ソファーなど包み込まれるように座ることができ疲れなそうです。
お次は衛生設備器具、GROHE(グローエ)に。
一昨年LIXILに買収されたドイツの水栓メーカーです。
住宅では殆ど採用されませんが海外や高級ホテルなどの器具に多く見られます。
デザイン性の高いものから実用性に富んだものまで多くのラインアップがあります。
見ているだけでワクワクしてまいります。
手前のスプリング状のものは野菜などを洗うのに適していそうで、厨房や料理に拘っているお宅にはぴったりですね。
一方こんな種類も。
まるでゲームのジョイスティック、遊び心も満載です。
車もしかりですがヨーロッパは質実剛健もあり、デザインもありで常に最先端を歩んできています。
日本ではウォシュレット。(しかないのか・・)
とても素敵なバス。
うっとり。
モザイクガラスがビッチリと張り込まれています。
ここで昼食をはさみ、午後はTOYOキッチンへ。
日本のメーカーで唯一尖がったデザインのラインアップを揃えています。
ここのキッチンはテーブルのように本体を浮かせているのが特徴です。
素敵!
シンクは広く、深いタイプ。
奥に向けて斜めに深くなっています。
調理時スライド棚を効率的に使える工夫で、粗い物やかぼちゃなど大きく力が要る作業もし易くなっています。
このシンクは全て手作りです(価格についてはお問い合わせください)。
一見、家具といっても過言ではありません。
これは採用されている食洗機です。
GAGGENAU(ガゲナウ)というドイツメーカーを採用していました。
国内ではパナソニックが主流です。
使いやすさも定評あるメーカーなのですが、やはりドイツは一味も二味も違いました。
先ず消費電力が少ない。
日本ではエコだ省エネだと騒ぎ始めておりますが、そうした点ではドイツは先進国。
環境に優しく、人にも優しい製品作りはピカイチでした。
洗浄力も高い。
構造がシンプルかつ、強固なので半端ない洗浄力をたたき出すということです。
静か。
筐体が頑固なので密閉性が高く、扉を閉めるとほとんど洗浄音が聞こえなくなります。
ちなみに清掃力の高いダイ○ンは、音との戦いです。
よって就寝時に夜間電力で運転できるのでより省エネ効果を上げられます。
広い。
容積が大きいので沢山の食器や調理器具を洗えます。
優しい。
これにはびっくり!
閉まった状態の扉を二回ノックすると・・・
アングリ、お口を少し開きます!
(写真は二段階目の開いた状態。ここは人の手をかけます)
その状態から手を掛けて引っ張るとこの写真の状態になり、内部の籠を引き出し食器を投入!
バンバン入れちゃってください^^
害がない。
IHも広まり、定着してきました。
一方、電磁波を発するのではという理由で採用に踏み切れないお方もおられます。
これもGAGGENAU製。
本体から30センチ以上には一切電磁波が漏れ出さないよう密閉されているということでした。
先にも述べましたがドイツは非常に規制が厳しいので、こうした対策をしたものをチョイスできれば安心ですね。
デザインでは電源ボタンマーク一つとダイヤルのみでスッキリしています。
さて、このダイヤル。
どうやって調理してやりましょうーか!(どうやって使うんだ!?)
いじりはじめた途端、ポロリ・・・(うわ、壊してもーた!汗)
隣にいた店員さん、すかさず
「ご安心を」
天使に見えました!(良かったーーーーー!)
単なる文鎮のような物体はマグネットで張り付いており手を加えると適度な弾力で四方に動きます。
このダイヤルをつまみ、熱源となる円に向けてエイ!と少し押し出すだけでその輪に電源が入ります。そしてくるっとまわすと熱量を調整できるのです。
直感で操作できるドイツ製のアップルみたいですね。
驚き・・・・
こんな選りすぐりの機器を備えた、デザインキッチンなのです。
カウンター付のキッチンも家具の領域。
壁画だと思えば、それはカップボードであったり。。。
キッチンライトも斬新です。
LEDの全面発光。有機ELのようですが明るくてまぶしくなく優しい。
もっとデザイン性に凝ったキッチン。
ため息も忘れてしまいました。
L型ではなく、V型。
これは作業時の移動距離を減らし、かつワークスペースを確保した機能性も兼ね備えたもの。
しかし、設置場所だけは困りますな・・・
他にも手洗いなどが展示されています。
これはクリスタルガラス風の手洗いです。
客人専用の手洗いとして設置し、おもてなしをするという意味で活躍しそうです。
正面の鏡はLEDの発光に縁取られ、姿を映してくれます。
丸の中は曲面鏡です。 これだけでも十分!
日本のデザイナーがデザインした洗面台です。
材料は本物の木!
特殊な防水が施され水漏れしないように出来ています。
これは海外のデザイナー作。
洗面台は脱衣場だけでなく、寝室にあるとお化粧も出来生活が豊かになるというコンセプトだそうです。
よくある洗面台では厳しいですがこれならお部屋に溶け込みますね。
このメーカーは単にキッチンだけでなく、キッチンがある空間全体を演出しています。
ですからソファーやモニュメント、家具なども展示して販売しています。
これまで奥まった場所に置かれていたキッチンや水周りを表舞台にだして生活をする。
確かに、家族や仲間との団欒は食事が中心です。
これまでのキッチン、ダイニング、リビングを切り離したエリアで考えるのではなく調理場の周りに人が集まれる環境を作り出す。
自然とコミュニケーションが始まり、その脇にテレビやソファーがあるといったシチュエーションでも良いのかもしれません。
以上です。
今回も大変勉強になりました。
店頭で説明くださったスタッフの皆さんありがとうございました。
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